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2006年10月10日

上海—福岡サポーターズヤングネットワーク「縁縁会」の若者たち

上海—福岡サポーターズヤングネットワーク「縁縁会」の若者たち ~1~

 2002年、福岡県は中国に進出する県内企業の中国ビジネスをサポートするために、上海に福岡県上海事務所を設置(2005年より九州事務所となっている)した。中国企業での豊富な経験をもつ陳躍進さんが非常勤でビジネスコーディネーターに採用され、私も県の任命を受けて上海事務所の顧問に就任した。

 上海を中心とする長江デルタ地域は、今日中国国内における最大規模な経済圏。中国に進出する日系企業の約65%がこの地域に集中し、世界中からもっとも脚光を浴びている国際大都市なのです。福岡県は、上海からわずか300キロ弱しか離れていない、中国経済トップ三省のうちの一つである江蘇省と友好県省関係(92年より)にあるため、福岡地域から毎年、行政、議会、そして民間団体など、多くの人々が江蘇省を訪れるため、江蘇省への出入り口は決まって上海となっている。そのため、設置されたばかり上海事務所のスタッフたちは、あっというまに、嬉しい悲鳴があがるくらいにいつも「千客万来」だ。

 限られた人間にできることはやはり限界があると思った私は、多様化するニーズに対応し、福岡の知名度をよりアピールするためにも、上海で福岡のファン、そしてサポーターズを増やさなければならないと考え、かつて福岡で留学経験をもつ、或いはビジネス経験をもつ、または、福岡に行ったことがあり、福岡が好きで、今後、上海と福岡の架け橋になってもよいと考えている上海の若者たちを集めて、「福岡サポーターズ・ヤングネットワーク」を立ち上げるとを思いた。

 以来、多方面の方々に協力していただき、約一年間の準備期間を経て、2004年6月10日、福岡サポーターズ・ヤングネットワーク縁縁会は、上海事務所ニ代目所長初山宏さんのご支援のもと、集まってきた十六名のメンバーによって、福岡から進出されたスパゲッティーの専門店ピエトロで産声を上げた。


※次回掲載は、10/16(月)を予定しております。  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)福岡とアジア