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2007年09月03日

熊本経済同友会で講演

九州は豊かな自然に恵まれている地域である。中でも阿蘇山に綿々と繋がる九
重連山の山々はとても雄大で神秘さに満ち溢れ、美しい。私は若い頃から今ま
で、幾度となく、阿蘇山を訪れた。新芽が吹くやわらかな春、目映いほどに緑
が光る夏、黄金色に輝く秋の草千里、冬になれば神秘的な樹氷の世界に。阿蘇
山は、いつ訪れでも、人々に素晴らしい感動を与え、私達家族が大好きな場所
で、海外の友人に自信と誇りを持って紹介できる九州の名所なのである。

これまでに、イギリスの友人、エジプトの友人、中国の友人が我が家を尋ねて
くる度に、真っ先にご案内しようと思うのが阿蘇山であった。「大観峰から眺
めるのどかな田園風景は、瑞々しく、シルクのようなシルエットを醸し出して
いて、繊細な日本文化の香りが漂い、そこに立っていると、身も心も現れるよ
うである、小さな島国である日本に、こんなにも壮観で雄大な自然があるとは
しらなかった、この景色は実に素晴らしいよ」と友人たちは異口同音ながら絶
賛する。

ところで、昨日、熊本経済同友会のお招きにより、「中国がこれから向かうそ
の行き先とは」をテーマに、五年一度で開かれる中国共産党全国大会を控える
中国が、これから取り組もうとしている課題とはなにか、また、今北京オリン
ピックや上海万博以後の中国がどこへ向かうのかについて、経済と政治の両角
度から取り上げてながら、講演をさせていただいた。講演終了後、多くの鋭い
質問が寄せられた。熊本県では多くの企業が中国に進出しておられ、中国に対
する関心度が非常に高いことに驚いた。今年の春に、福岡にある熊本県内企業
で構成さらておられる「千羽会」で講演をさせていただいたことがご縁で、今
回の経済同友会へのご縁をいただいたことに感謝しつつ、雄大で美しい九州の
大自然により多くのアジアの人々に足を運んでもらえるようにするには
どうすればよいのかをしっかりと考え、私なりの努力をしなれればと心密かに
決意せずにはいられなかった。






※次回掲載は、9/10(月)を予定しております。
  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)青木麗子の日々