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2007年11月19日

ロシアより中国大陸に思いを馳せて part4

 サンクトペテルブルグでの宿泊先は市内からやや離れた島にあって、見た目はとても大

きなホテルだったけれど、備え付けられたベッドは小さく、室内の装飾も極めて質素で、

電気も薄暗い感じだった。しかし、必要なものは一応に一通り備え付けられていて、

不自由することは何もなかった。

 日本にいる家族に無事に到着したことを伝えようと、早速ベッドサイドのテーブル

においてあった電話の受話器を取り、番号を押す。しかし、一向に通じる気配はない。

フロントに電話を掛け、尋ねてみたら、国際電話を掛る時は、まずはフロントに保証金を

支払い、回線を開いてもらってから始めて掛けられるのだということが告げられた。昔の

中国とよく似たシステムをロシアでも取っていた。長旅で疲れたせいか、簡単にシャワー

を済ませると、時差の事もすっかり忘れ、ベッドに倒れ込むように熟睡した。




※次回掲載は、11/26(月)を予定しております。  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)青木麗子の日々