2008年03月03日
上海の建材市場は本当にすごい
十年くらい前に上海に留学し、そのまま上海に残って今では上海で国際貿易代行業を営んでおられる日本の若者・小谷さんに案内していただいて、念願の上海建材市場に出かけた。日本では考えられないことだけれど、中国では家やマンションを購入しても、内装がないままで引き渡されることになっている。だから人々は家を購入しても中々新居に引っ越すわけにはいかず、それから長い時間をかけて、内装に必要なすべてのものを自ら建材市場に幾度も足を運んでは、必要なものを一つ一つ選んで購入し、それから内装業者に内装してもらうのだ。とても気が遠くなる作業なのである。タフでなければとてもできることではない。なまけものの私は日本でよかったとしみじみと思うくらいである。
市場には蛇口から、ペンキ、システムキッチンに照明器具、バスタブ、レンガにタイル、セメント、家を造るのに必要なものはすべて揃っているので、いつも大勢の買い物客で賑わっている。話によれば最近は中国の人々のみならず、日本の業者さんも大勢仕入れにきているのだという。我が家のリビングルームは吹き抜けとなっていて、天井の高さが五メートルもある。ちょうど十五年前に取り付けていたアメリカ製のパトルファンが壊れて、ぜんぜん動かなくなったので、その代わりに建材市場で大きなガラス製のクラシック調のシャンデリアを思い切って購入した。日本の110ボルドに合わせて作ってもらいために、現物ではなく、二週間後に納品してもらうことになった。シャンデリアが届くのが楽しみだなと思いつつも、「五メートルもあるあの天井に誰が取り付けるの」と夫がぽつりと呟き、いささか心配になってきた。でも、はやり楽しみである。
※次回掲載は、3/10(月)を予定しております。
市場には蛇口から、ペンキ、システムキッチンに照明器具、バスタブ、レンガにタイル、セメント、家を造るのに必要なものはすべて揃っているので、いつも大勢の買い物客で賑わっている。話によれば最近は中国の人々のみならず、日本の業者さんも大勢仕入れにきているのだという。我が家のリビングルームは吹き抜けとなっていて、天井の高さが五メートルもある。ちょうど十五年前に取り付けていたアメリカ製のパトルファンが壊れて、ぜんぜん動かなくなったので、その代わりに建材市場で大きなガラス製のクラシック調のシャンデリアを思い切って購入した。日本の110ボルドに合わせて作ってもらいために、現物ではなく、二週間後に納品してもらうことになった。シャンデリアが届くのが楽しみだなと思いつつも、「五メートルもあるあの天井に誰が取り付けるの」と夫がぽつりと呟き、いささか心配になってきた。でも、はやり楽しみである。
※次回掲載は、3/10(月)を予定しております。
~編集部より~
こちらのミスで前回の記事と同じ内容をアップしておりました。
3/4に修正致しましたのでご報告いたします。