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2008年04月07日

南京水遊城(中国版キャナルシティー第一号)まもなく誕生




 中国上海から高速鉄道に乗れば、2時間10分で辿り着く2500年の歴史を持ち、福岡県の友好省である江蘇省の省都、また孫文先生ゆかりの地でもある南京に今、「南京水遊城」つまり中国版キャナルシティーの第一号が8月末のグランドオープンを目指して建設工事が急ピッチで進められている。

 皆様ご承知のとおり、キャナルシティーとは、アジアからの観光客などで最も人気の高い福岡が誇れる観光スポットなのである。ショッピング、グルメ、アミューズメント、劇場、映画館、ホテルなどなどの機能が合せもつこのような総合施設、中国ではあまりお目にかかったことがない。

 南京市の国際都市化は上海よりはいくぶんゆるやかに進んでいるように思われるところも多々有るけれど、しかし、江蘇省は中国国内において経済的実力はナンバ2の地位に有り、外資系企業も6千社を超え、観光客も国内にとどまらず、外国からの観光客も年々増加している。そこに、この水遊城が誕生すれば、南京市の都市機能が大きな変貌を成し遂げ、南京の発展に大きく寄与されることは間違いなしといえよう。

 福岡のまちづくりの鉄人・藤賢一さんが率いられる福岡からの精鋭チームが、今南京で建設および将来の運営指導に奮闘しておられる。先日、陣中お見舞いも兼ねて建設現場を視察させていただき、建設規模の大きさや藤社長の中国に対する思いをお伺いして胸が強く打たれた。南京を皮切りに今後中国の様々な地域に水遊城を創って行かれるのだという。第一号である「南京水遊城が」が是非とも成功させ、福岡と南京を結ぶ太い絆たることを心から願わずにはいられない。

※次回掲載は、4/14(月)を予定しております。  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)中国