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2008年06月16日

大地震・助け合う両国民であってほしい Part 3

十二日に地震が発生してから、被災状況が日増しに深刻になってきている。現時点で死者、生き埋め、行方不明者が5万人を超え、負傷者などを含めるとなんと被災者が1000万人に及ぶという。テレビを通じて映し出される泣き叫びながら子供や夫の姿を探す女性、瓦礫の下から、尽き果てる最後の力を振り絞って、助けて・・と手を振る人々、体は全部が瓦礫の下敷きとなって顔だけが出ている人々、水や食べ物を奪う人々の姿・・・、なんと痛ましい・・・まるで生き地獄のようだ。そのような痛ましい被災状況を目の当たりして、何がしなければと多く皆様からの声が私のもとに届いた。そこで、去る五月十八日に福岡市の中心地天神地区で、留学生の皆さんと福岡県民が一丸となって、被災義援金募金活動が行われた。募金活動は小さな行動にすぎない、しかし、この小さな行動が大きな暖流となり、被災者の皆様のみならず、中国中にいる中国の国民の皆様の心を暖かくしているに違いない。できるものなら、この大地震を機に、日中両国民が常に助け合う両国民であってほしいと心から願うものである。十八日に集まった義援金は在福岡中国総領事館を通じて、被災地に届けてももらうことにし、また、一部の義援金は赤十字社を通して、ミャンマーのサイクロンの救済金として寄付することにした。



  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(1)日本と中国