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2009年07月06日

今こそは日本の安心で安全な美味しい生鮮食品を中国へ

 近頃、弊社にビジネス相談の案件の中に、レストラン業界の中国への進出相談が増えつつある。しかも、少し前だったら、向かっていた所は上海だったが、この頃は、上海ではなく、南京、大連、成都、重慶などの地方都市を将来のマーケットとして注目され始めている。
 ところで、日本においても女性の社会進出が増え始め、共働き家庭も珍しくなくなってきているが、家事労働をどのように解決するのか、また社会的育児環境の整備など、未解決の問題も多々ある。日本と比べ、お隣の中国では共働き家庭がほぼ百パーセント。社会的育児環境も手厚く整備されている。そして、経済的収入が増えるにつれて、外食産業もものすごい勢いで成長している。また、月収の十分の一くらいのお金で、家事をすべてやってくれるメイドさんを雇うことができるので、そうしている家庭も珍しくない。また、今中国では、夕食を家で作らず、外食で済ませるというヤングカップルは少なくない。私は年間20回以上中国に出張、時折、会合が入っていない時には、自分で好きなレストランで夕食を取ることもあるが、いつ行っても、どのレストランも満杯で、少しでも人気のあるレストランは、平日であっても予約なしで行くと、中々席を取ることは難しい。ところで、生活が豊かになるに連れて、今、中国の消費者達の健康に対する意識が日増しに高まってきている。安心で安全なオーガニック野菜を使っていると表記しているレストランも目に付くようになってきた。そこに、私は、上海と福岡の距離は、東京との距離よりも近い。九州からこれだけの生鮮野菜が東京で消費されているので、九州の安心で安全な瑞々しい生鮮食品が、上海をはじめとする中国華東地域で、どんどん売られるのも夢でないような気がする。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(1)中国