中国の今を知る、中国の未来を読む。

2009年11月24日

寒さの中に温もりを感じて



 朝、目が覚め、部屋のカーテンを開き、窓の外を見渡すと外はどんよりしている空から静かに粉雪が舞い降りて、街路樹の木々の枝達は雪の重みで丸くなりとても重たそうにしていた。待ちを行く人々は滑らないように、手袋をした両手を広げバランスをとりながら、ゆっくりとした足取りでそれぞれの目的地へと向かっていた。昔はいざ知らず、温暖化が進むこの時期の北京では11月半ばでこのように雪が降るのは極めて珍しい。気温も零下五度を超えている。朝食後に長安街の近くに住む文遅先生のお家を訪ねた。久々にお会いする文遅先生と奥様が、いつもと変わらぬ元気なお姿と笑顔で私を迎えてくださった。いつ行っても、私を暖かく受け入れてくださる人がここ北京にいる。そう思うだけで心の奥底から熱いものがこみあげてきた。八十才を共に超えられている文遅先生ご夫妻だが、夏の暑い日も、冬の寒い日も、毎日朝の散歩は欠かせないのだという。奥様が愛情いっぱいに育てられている植木鉢が、冬のマンションのテラスを美しく彩られている。文遅先生が自ら作ってくださった先生のお得意料理「じゃじゃ面」の味が私の心を満たす。先生ご夫妻がいつもでもお元気であられることを心から祈りつつ。
       


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2009年11月16日

2009・日本青年訪中団に参加して Part 3

 日本と中国は一衣帯水の間柄にあり、2000年に亘る交流の歴史の中で、常に互いに影響し合いながら共に発展して参りました。しかし、近代において不幸な時代があり、今もなお、その傷跡を引きずりながら、お互い心からの信頼関係が構築できないままに至っております。このような状況を改善しないままでいることは、日中両国民にとって極めて不幸な事だと言わざるを得ません。複雑化していく国際情勢の中で、確固たる日中関係を構築することはとても重要で、日中新時代を切り開いて行くのはこれから続く若者達なのです。日中両国の若者間の相互理解を深め、信頼関係を構築するためにはまずは、このようなFace to Faceの交流をできる限り増やして行くことが求められます。そう言った意味で、この日中青年交流プログラムは日本の未来に非常に重要な意味を持つ事でありますので、これからも絶えることなく続き、また交流に参加したこれまでの若者同士の交流が続くためのネットワークが構築され、彼らが将来、日中両国の真の担い手となるようしっかりと育まれることを心から願っています。
 私自身も、日中両国文化の恩恵を受けながら育った一人のものとして、これからもずっと日中両国民がお互いを尊重し、お互いを信頼し合える関係の構築に、架け橋の役割を果たしながら貢献して参りたいと思います。


  


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2009年11月09日

2009・日本青年訪中団に参加して Part 2

 今回のプログラムに参加させていただき、私自身も学生諸君の姿勢、中国の若者達との交流を通して、多くのことについて学ばせて頂き、深く感動させられたことも多々ありました。参加された学生諸君は、さすがに700名を超える応募者の中から選び抜けられた代表だけとあって、意識レベルが高く、団体精神が強く、心身共に健全で、正に日本の青年代表に相応しい若者達だった思います。彼らのような若者達がいる限り日本の未来も捨てたものではないと強く勇気づけられました。このような素晴らしいチャンスを与えてくださいました総団長を務められました谷野作太郎先生、お世話してくださいました日中双方の方々に心から深甚なる感謝の意を表したいと思います。

  


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2009年11月02日

2009・日本青年訪中団に参加して Part 1

 この度、日中両国政府の執り決めによる日中青年交流事業の一環として実施された2009・日本青年訪中団・大学生分団が去る9月16日から23日までの一週間に亘って、中国を訪問しました。今回、私は同プログラム実施団体である日中友好会館のご依頼により、大変光栄な事に大学生分団の秘書長として、雨宮団長を始め、事務局の皆様と共に、約198名の若者達を引き入れて、北京、武漢,上海などの都市を訪問させて頂きました。
 今、日中両国のみならず、国際社会において、時代の大転換期を迎えています。
特に中国においては、経済の猛スピードな発展に加え、社会秩序、人々の価値観などなどが目まぐるしく移り変わっていく歴史的なこの時期に、日本の若者達がこのようなプログラムに参加するチャンスが得られ、自らの目で見て、肌身を持ってその実情に触れ、強く刺激を受けることができたことは、彼らの将来にとって極めて重要なことであったということは言うまでもありません。


  


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