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2009年12月02日

なぜこのような表示が必要なの?


 11月24日朝、北京ではものすごい霧のために東京に飛ぶ飛行機の出発が2時間も遅れた。待ち疲れた私は非行が上空に飛び立つのを待たずに深い眠りに陥った。目が覚め飛行機の窓越しに外を見渡すと、澄み切った青空の中に、雪化粧をした富士山が綺麗に浮かんでいた。あまりの美しさに感動して、慌ててバックからカメラを取り出し画像に収めずには居られなかった。ところで、私は仕事で年間30回ほど中国と日本を往復している。10年くらい前までは、中国と日本とでは、街の様子、生活のレベルなどなどに大きな差があるように思った。しかし、ここ数年では、その差はほとんど感じない。そのためなのか、中国に行っても外国に行った気がせずに、当たり前に行って、当たり前に戻ってくる。そのような感じで中国への出張が繰り返し続けている。新鮮な感触もないままに。ところで、この前の出張で、久々に精神的に余裕があったので、今までだったらほとんど目がいかないところに目をやると、いろいろな面白い現象があることに気づいた。例えば、空港のお手洗いの中に入り、ドアを閉めると「トレイに入ったらドアをロックしてください」と中国語と英語のステッカーが目に飛び込んできた。日本ではまずそのようなステッカーをお目にかかることはないと思う。しかし、中国では、元々トイレは扉がないのが当たり前だったので、今でもトイレに入って扉があっても、ドアを閉めない人が結構いるからだという。でも、日本では、扉を閉めろというより「貴重品にご注意」と呼びかけるステッカーとなっているようで、面白いと思った。 


  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)日本と中国