中国の今を知る、中国の未来を読む。

  

Posted by at

2009年12月28日

習近平副主席・ニュートラルで実務的なお方 Part 2


 北九州市でのエコタウン視察後、福岡市内のホテルの会見室で、習近平副主席は麻生知事を始め、地元政財界のリーダーの方々と会見した。その後、麻生知事が主催する歓迎晩餐会にご参加。地元政財界、留学生、華人華僑の人々で約三百人が習副主席の来県を歓迎。習副主席は、麻生知事のウェルカムスピーチを真摯な態度で聞き、そして御自ら麻生知事を始め参集された福岡県民の方々に向けて、昨年5月、四川省で起きた大地震の被災地に対する福岡県民の方々の暖かい支援に対し、心からの感謝の言葉が述べられ、また被災地の復興状況についても詳しくご紹介、ご自身が福建省などの地方勤務時代に、多くの日本の地方自治体との友好交流を通して、日本文化の素晴らしさや、科学技術が大変先進的であることや、遣隋使・遣唐使時代から博多と大陸との深い繋がりや、かつて深刻な公害を克服し、今では国連が指定する環境モデル先進地域となっている福岡県のことについて触れなれる等、暖かいまなざしで語りかける習副主席のお姿と接し、参集された人々はきっと心が強く打たれたに違いない。とても短い時間ではあったが、メイン通訳として習副主席と接して私は、彼は、さすがに地方経験が豊な方とだけあって、非常に温厚でニュートラル、実務的で、常に周りの人々と目線の高さを合わせながら接することのできるお方だと思った。今、中国は経済の発展に伴い、国際社会における重要性が日増し高まってきている。習近平副主席のようなニューリーダーに対する期待も強まるのではないかと思った。一年を締めくくるに相応しい中国ニューリーダーの来県に感謝しつつ、来年もよい年であるよう心から願う。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)日本と中国

2009年12月21日

習近平副主席・ニュートラルで実務的なお方 Part 1


 年も押し迫った十二月十六日、天気予報では曇りだと報じられたが、穏やかな晴天に恵まれた。風は冷たいが青空が広がり空気が清々しい。午後一時半、予定通りに、中国国家副主席習近平氏ご一行様を乗せた中国政府の専用機が穏やかに福岡国際空港に着陸した。97年に朱鎔基総理が福岡をご訪問されて以来、久々の中国VIPの来県。福岡県海老井副知事を始め、福岡市、北九州市、地元財界のリーダーの方々がタラップのところで習副主席を出迎えた。タラップから降り立った習副主席は、レッドカーペットの上をゆっくりと歩きながら、武樹民在福岡中国総領事に案内されながら、笑顔で出迎えた人々一人一人と握手を交わした。留学生を始め地元在住の華僑の方々も大勢日中両国の国旗を振りながら副主席の来県を歓迎した。
 習副主席が福岡県をご訪問される前に東京をご訪問されたが、東京においては天皇陛下とのご謁見を巡ってごたごたし、新聞やテレビなどのマスメディアが朝から晩まであらゆる番組でそのことを取り上げ報道した。マスメディアに翻弄されてか、多くの日本国民は習近平氏の素顔を伺い知ることができなかったのではないかと思う。現に習近平氏が福岡を訪問し、通訳で彼と直に接するまで、この私でさえも例外ではなかったからだ。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)日本と中国

2009年12月14日

北京にも福岡を繋ぐ絆が


 先日、久々に仕事抜きで一人で北京に行った。福岡の友人の紹介で、贅沢にもザ・リッツカルトン北京に2連泊もさせていただいたが、北京オリンピックを視野に、2年前にできたというザ・リッツカルトン北京のジェネラルマネージャを務めておられるD,V氏で。彼は北京の前の勤務先が福岡グランドハイアットだったため、大の福岡のファンだという。D,V氏はまだ40代とお若い。アジアの国々を駆け巡るすごい国際ビジネスマン。英国ご出身のD,V氏は凛としていながらも、とても暖かいお人柄。彼は今でも時折福岡に来られ、温泉など和の癒しの文化を楽しまれているという。北京でこんなにも福岡を愛してくださる人がいるということはやはり嬉しい。世界を繋いでくださる大切な絆である彼らがいつまでも福岡を愛していただくためにも、福岡の魅力アップのために、住民である我々が弛まぬ努力をしなければならいと思った。ところで、リッツカルトンは、さすがに一流のホテルとだけとあって、控えめな色彩で内装が施され、英国式の格調高き気品満ちあふれる素敵なホテルで、暖かく落ち着いた空間の中で身も心も癒された。残念だったことは新しいスポット・北京最大規模の高級デパート「新光天地」がリッツカルトンの直ぐ目の前にあったのに、足を運ぶことができなかったことである。次回は是非行ってみたい。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)福岡とアジア

2009年12月07日

この青空がいつまでも続いてほしい


 この頃、車に乗ることをなるべく控えるようにしている。理由はいくつもあるけれど、中でも一番の理由は、少しでもいいから、自然の風に吹かれ、時には空を仰ぐ余裕くらいは持ちたいものだと考えているからである。数日前、少し夜遅めに帰ってきた大学受験を控えている末娘が、家に入るなり「お母さん、今日の星は大きくて綺麗よ」と言いつつ、私を庭に引っ張り出して、一緒に夜空を見上げた。「本当に綺麗。まるでダイアモンドがちりばめられているようね。明日はきっといいお天気になるよ」気温がかなり冷え込んでいるせいなのだろうか、空気が清々しい。星空の美しさに感涙しながら、家の中に戻ることを忘れかけた、、、、。

 ところで、中国からの来訪者の方々が「福岡の街が整然として空気が綺麗、空が青々として美しい」といつも異口同音に決まって仰る。当たり前のように空の美しさに慣れている福岡の住民にとって、お世辞にしか聞こえないかもしれないが、これは決してお世辞ではなく、皆さんの本心なのだ。なぜならば、中国では恐らく、北京や上海などの大都会では、美しい青空は滅多に見ることはできないからだ。いつもどんよりと曇っているようなすっきりしない空が殆どで、北京には空がないと言っても過言ではないほどなのだ。
 先日、いつもものように、天神を歩いていると、空の美しさに改めてはっとさせられた「ああ、これが中国の人達が仰っている美しさなのだ、この青空がいつまでも続きますように」と願わずにはいられなかった。


  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)青木麗子の日々

2009年12月02日

なぜこのような表示が必要なの?


 11月24日朝、北京ではものすごい霧のために東京に飛ぶ飛行機の出発が2時間も遅れた。待ち疲れた私は非行が上空に飛び立つのを待たずに深い眠りに陥った。目が覚め飛行機の窓越しに外を見渡すと、澄み切った青空の中に、雪化粧をした富士山が綺麗に浮かんでいた。あまりの美しさに感動して、慌ててバックからカメラを取り出し画像に収めずには居られなかった。ところで、私は仕事で年間30回ほど中国と日本を往復している。10年くらい前までは、中国と日本とでは、街の様子、生活のレベルなどなどに大きな差があるように思った。しかし、ここ数年では、その差はほとんど感じない。そのためなのか、中国に行っても外国に行った気がせずに、当たり前に行って、当たり前に戻ってくる。そのような感じで中国への出張が繰り返し続けている。新鮮な感触もないままに。ところで、この前の出張で、久々に精神的に余裕があったので、今までだったらほとんど目がいかないところに目をやると、いろいろな面白い現象があることに気づいた。例えば、空港のお手洗いの中に入り、ドアを閉めると「トレイに入ったらドアをロックしてください」と中国語と英語のステッカーが目に飛び込んできた。日本ではまずそのようなステッカーをお目にかかることはないと思う。しかし、中国では、元々トイレは扉がないのが当たり前だったので、今でもトイレに入って扉があっても、ドアを閉めない人が結構いるからだという。でも、日本では、扉を閉めろというより「貴重品にご注意」と呼びかけるステッカーとなっているようで、面白いと思った。 


  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)日本と中国