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2010年04月12日

4年目の春を迎えた・復旦の桜達

 福岡と上海を結ぶ大切な絆・福岡上海ヤングネットワーク・縁縁会、6年前に発足した時にはわずか10人ほどだった。でも今ではメンバーも30人ほどになり、何かにつけて、福岡と上海の交流を支え、上海における福岡の心強いサポーターなのだ。
縁縁会のメンバー達は、大学の学者、弁護士、医者、建築家、ベンチャー企業の社長、日系企業に勤めるものなど、30代の若者が中心となっている。
 4年前、日中両国の末永い友好を願って、復旦大学創立100周年を記念して創られた新しいキャンパスに100本の桜を植樹した。植樹に際し、福岡をはじめ多くの方々から寄付金が寄せられて、植樹が実現した。桜がちゃんと育っているか、メンバーたちはいつも我が子を気使うように、桜の生長を見守ってきた。
 タイミングよく、先週の土曜日、私が上海に出張した折りに、縁縁会のメンバーの数名の仲間と一緒に、桜たちに会いに行った。4年目の春を迎えた桜たちは、まだまだか細いけれど、大地にしっかりと根ざしながら、力いっぱいに花を咲かせていた。温かな春風に吹かれ気持ちよさそうに揺れながら、私達を迎えてくれた。まるで「いつもありがとう」と言っているかのように。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)福岡とアジア