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2010年07月26日

台湾、2011年春・中国大陸・個人観光を解禁?

 2010年7月1日、日本はついに中国向けの個人観光ビザの緩和に踏み込んだ。そのことを受けて、今、日本各地で中国人観光客受け入れを巡る話題が沸き返っている。バブル崩壊後、消費が冷え込んでいる日本にとって、中国人観光客の到来は出口が見つからない日本経済の暗くて深いトンネルに一筋の明かりをもたらすことに大きな期待が寄せられている。中国人観光客に人気のある東京の銀座、箱根、富士山、北海道、大阪、京都、沖縄、福岡・九州等の各地では、中国人観光客を取り込むべく様々な事に取り込み始めた。ところで、この頃、台湾においても例外に漏れず、大陸観光客に対する個人観光の解禁について、馬英九総統が率いる台湾当局においても積極的な検討がなされており、順調に行けば来年の春節直後には中国人観光客がツアーではなく、家族や友人同士、または個人でも自由に台湾旅行を楽しむことができるようになる見込みのようだ。もちろん、中国全土に対して一期に解禁ということではないらしい。実現しても、まずは北京、上海、江蘇省の3地域に限定されるのだという。実は、北京、上海の他に中国30の省・自治区の中で、何故か江蘇省だけが解禁の対象となっている。これは何か新しい風が吹く前兆なのか。 

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)福岡とアジア