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2010年10月04日

歴史を乗り越え、友好の桜・南京に根ざす Part 1


 9月26日早朝、雨上がりの南京は清々しい。緑のトンネルを織りなすどこまでも続くポプラの並木道を通り抜けながら、福岡経済同友会訪中団一行を乗せた大型バスは一直線に、今でも中国国民から中国建国の父として広く敬愛されている・孫文先生が眠る「中山陵」の麓にある「福岡—江蘇友好桜花園」を目指して突き進で行きます。
 中山陵に到着し、バスから降りると中山陵・国立公園管理局余金保局長が、微笑みを浮かべ悠然と手を振りながら私達を出迎えてくださいました。余局長のご案内の下に、一行は心ゆくまで、三千本の桜が植えられている友好桜花園を散策し、友好の桜花の園の由来について説明を受けながら、しばしの感動に揺れられていました。「福岡—江蘇友好桜花園」、福岡県と江蘇省が手を携え、今から十四年前に共同の努力によって創られたのですが、今では両県省にとって確固たる友好交流のシンボルとなっています。では、何故、友好の桜の園が中山陵に設置されたのか、意外にもご存じない方が多いので、ここでご紹介させていただきたいと思います。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)福岡とアジア