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2010年12月27日

充実したチャレンジングな一年に感謝


 今年も残すところ、数日となった。いろいろと思い起こせば、私にとって今年はこれまでの人生の中でいつの時よりも増してチャレンジングな年であった。
人生はいつ何が起きるか分からない。その言葉のもつ本当の意味をしみじみと噛みしめる一年だった。まずは、51才のチャレンジとして、標高1700メートルの韓国岳の登山にチャレンジしたこと。これはまさに思わぬ出来事だった。今まで500メートルの山しかチャレンジした事がなかった私にとって無謀というまでもない。しかし、なせばなるものだ。苦しみを耐えながら山頂を目指していく道程で、「登山とは人生そのもの」と悟り、山頂に立った瞬間には自然の雄大さに感涙した。「小さなことでくよくよするな」山がそうこだまし、心と体に力が漲ってくることを実感した。
 さて、アジアの時代だと言われて久しい。けれど、そう実感することは今まであまりなかったのではないかと思う。しかし、2008年の北京オリンピック、そして今年の上海万博の開催を経て、中国は間違いなく世界における存在感が一段と増し、中国なくして何事も論じることができなくなって来たほど、中国は様々に意味に於いてその責任を背負う役回りとなったきた。そして、中国のGDPが日本を追い越し、アメリカに次ぐ第二の経済大国となったあたりから、世界中で中国を求める声が強まってきた。しかし、真のアジアの時代を創造するために、安定とした日中関係が必要不可欠だと思う。日中両国民の相互信頼関係がその基礎となる。今年の夏に香港大公報・大公網の日本情報総合サイト「Japan Online」日本総代表を引き受けたのは、日中両国民の相互信頼関係の構築に貢献したいと考えからだ。人生最大のチャレンジでもあるけれど、皆様のご支援とご協力を得ながらしっかりと日本のソフトパワーを発信していきたい。来る新しい一年も世界の人々にとって幸多い年であるよう心から願わずにはいられない。
  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)青木麗子の日々