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2011年04月04日

世界の宝・磯崎新先生



数日前に、日本のまちづくり/都市形成の鉄人的存在である藤賢一さんに誘われて、日本を超え世界を代表する建築家・磯崎新先生と夕食を共にさせていただいた。磯崎先生はこの度の東日本の大地震の影響を受けて一時的に福岡に避難をしてこられたのだという。私が磯崎新先生と最初にお会いしたのは2006年に福岡市が2016年のオリンピック招致に手を挙げた時にだったが、その時も御年すでに70の半ばは過ぎておられたかと思うが、スタントカラーの白いシャツに黒のロングジャケットを身に纏い、颯爽と歩かれるお姿が若々しく今でも印象深く残っている。久々にお会いする磯崎新先生は、変わらぬお姿で、先生の知的でユーモラスな語らいにしっかりと引き込まれるのだった。思えば5年前に、福岡市がオリンピック招致活動にチャレンジをした時、私は皆様から押されてオリンピック招致を支援する女性の会の会長として、招致活動に参加していたが、福岡市が目指すオリンピック会場及び選手村の設計は磯崎新先生の手に委ねられた。磯崎新先生は、日本のポストモダニズム建築の実践者として時代を牽引してきた方で、現在も世界中で大きなプロジェクトを行っている実践者であられる。また、時代を超え、建築論で大きな影響を与え、「建築の解体」を始めとする数々の名著により建築“論“によって古今東西の建築家に多大な影響を与えている。そして、未来を捉える目によって新たな才能、建築の可能性を広げる存在として、世界中の重要なコンペの審査員長を務め、数々の名建築をコーディネートしておられる方であられることは皆さんのご周知の通りである、、、。数十センチの至近距離で世界の巨匠と語り合えた時間は私の人生の宝となった。素敵なチャンスを与えてくれた藤さんに心から感謝。



 
  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)青木麗子の日々