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2011年09月12日

一年半ぶりにハノイを訪れて



 9月6日、仕事で一年半ぶりにハノイを訪れた。ガジュマル、椰子、ブーゲンビリア、フランスの植民地時代の面影が残る建造物等々。私が幼少の頃に過ごした中国の南の都市にどこか似ていて、とても懐かしい。空港からハノイ市内までは車で50分ほどかかるが、市内に入る直前に3キロも続く長い登龍橋(タンロン橋)がある。ガイドさんのお話しによれば、橋の下に流れる河は「黄河」と言うのだそうだ。そしてその名の通り、その河の水は雲南省から流れ込み、そして黄河へと繋がっているらしい。そして、登龍橋の手前には大きな工業団地があって、数年前から日系企業の進出が急速に増えたのだという。キャノン、パナソニックなどなど。特に数年前に、中国の新労働法の制定により、中国の人件費が急速に高騰したことによって、多くの日本企業は工場をベトナムに移転したようだ。しかし、終戦してからまだ30年と立っていないこともってか、ハードインフラのみならず、ソフトインフラの整備が追いつかず、人材もまだまだ育っていない事などで、多くの日系企業が苦労しているとも聞いた。けれども、ベトナムの人々はとても勤勉で、自信と誇りをもって生きておられると聞いたので、後数年もすれば大きく変わると確信した。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)青木麗子の日々