中国の今を知る、中国の未来を読む。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2011年09月19日

里山に咲く真っ赤な彼岸花



 今日、那珂川(福岡県那珂川町)を車で通りかかったとき、田んぼのあぜ道に真っ赤な彼岸花が辺り一面に咲いていたのを見つけて、思わず車を止めてカメラのシャッタを切った。雨上がりのせいもあってか、水をたっぷり吸い込んだ彼岸花はみずみずしく実に色鮮やかでとても美しかった。私は彼岸花が咲けば秋の訪れを感じるが、みなさんは何を思うのだろうか。ところで、私は30年近く中国と日本を行ったり来たりしているが、中国で彼岸花を見た記憶はない。でも、資料によると彼岸花(別名曼珠沙華)は遠い昔中国大陸から渡ってきたのだという。そして中国語では「石蒜」と呼ぶらしい。なるほどね、よく見れば彼岸花の茎はにんにくの芽に似ている。昔は日本の各地の路傍、あぜ道、土手などの人里近くにたくさん野生していたが、近頃は都市化によって彼岸花の生育地がどんどん少なくなってきいてるようでとても寂しいことだ。日本の原風景とも言える美しい里山がこれ以上失うことがないよう、心からから祈りつつ。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)青木麗子の日々

2011年09月12日

一年半ぶりにハノイを訪れて



 9月6日、仕事で一年半ぶりにハノイを訪れた。ガジュマル、椰子、ブーゲンビリア、フランスの植民地時代の面影が残る建造物等々。私が幼少の頃に過ごした中国の南の都市にどこか似ていて、とても懐かしい。空港からハノイ市内までは車で50分ほどかかるが、市内に入る直前に3キロも続く長い登龍橋(タンロン橋)がある。ガイドさんのお話しによれば、橋の下に流れる河は「黄河」と言うのだそうだ。そしてその名の通り、その河の水は雲南省から流れ込み、そして黄河へと繋がっているらしい。そして、登龍橋の手前には大きな工業団地があって、数年前から日系企業の進出が急速に増えたのだという。キャノン、パナソニックなどなど。特に数年前に、中国の新労働法の制定により、中国の人件費が急速に高騰したことによって、多くの日本企業は工場をベトナムに移転したようだ。しかし、終戦してからまだ30年と立っていないこともってか、ハードインフラのみならず、ソフトインフラの整備が追いつかず、人材もまだまだ育っていない事などで、多くの日系企業が苦労しているとも聞いた。けれども、ベトナムの人々はとても勤勉で、自信と誇りをもって生きておられると聞いたので、後数年もすれば大きく変わると確信した。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)青木麗子の日々

2011年09月05日

日本文化塾・鑑真プロジェクト三周年を記念して

 今からちょうど三年前、早稲田中国塾代表の木下先生、元中国大使の谷野作太郎先生達とともに、日本の大学生及び中国人留学生ら合計30名を率いて、鑑真和上が日本をわたって来られた逆ルートから、鑑真和上の足跡を辿る中国の旅をした。光陰矢の如し、時間が経つのは本当に早いもので、その頃大学二年生だった学生さん達はもう既に立派な社会人に、一年生だった学生達も来年は社会人として歩みだす。来る9月24日に開催予定の福岡県留学生サポートセンターで開催する予定の日本文化塾に、鑑真プロジェクト実行委員会委員長を務められた早稲田中国塾代表の木下先生をお迎えして、鑑真プロジェクト三周年を記念して講演していただくとともにプロジェクトに参加した福岡のメンバー達との交流会も予定。二部の若者トークライブでは、フィリピンで国際ボランティアを行っている福岡の大学生達による活動報告も予定している。ご興味のある方は是非ご参加を。9月24日午後3時より、天神アクロス三階—留学生サポートセンターにて。


(これらの写真と文章の中身はまったく無関係です)

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)福岡とアジア