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2008年09月01日

「日中関係とソフトパワーとの関連」Part 4

近代においては、1972年9月28日、日本と中国の間に国交正常化が実現し、
戦後において両国民の交流が再開しました。70年代後半から80年代の半ばにかけて、日本の映画(高倉健、栗原小巻、中野良子)、TVドラマ山口百恵さんの赤いシリーズ、おしんが中国大流行し、日本製の家電製品は中国の人々の憧れの的となり、一度は日本へ行き、東京の銀座で買い物し、日本の新幹線(空を飛ぶ龍)に乗ることが多くの中国の人々の夢となりました。

しかし、大変残念なことに、今では日中両国の間に300以上の姉妹都市が誕生し、3万社以上の日系企業が中国に進出し、中国が日本にとって一番の貿易相手国になり、毎年300万人以上の日本人観光客が中国を訪れ、数万人の日本の若者たちが中国に留学もしているのに、なぜか、今では日本に憧れる中国の人々がどんどん減り、日本に対するイメージがどんどん悪化しているのです。ピークに達したのが2004年、上海や北京で激しい反日デモが起きました。経済交流と相互依存度がこれだけ深まっているのに、なぜなのか。

「日中関係とソフトパワーとの関連」Part 4



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Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00│Comments(0)日本と中国
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