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2009年09月14日

伝統文化を大切にしつつ・国際言語教育に取り組む

伝統文化を大切にしつつ・国際言語教育に取り組む
 9月初め頃に、我々留学生リクルート代表団は主たる目的地・南京を訪問した後に、上海にも訪れた。せっかくのチャンスなので、日本でもかなり有名になってきている・上海甘泉国際中学(中高一貫)も訪問させていただいた。我々が上海にいる日は土曜日であったため、本来ならば学校が休みで訪問が叶わないところだった。しかし、長年来、友情を暖めてきた劉校長は「青木先生とも久々ですので、お話ししたいことも山ほどありますから、皆様、どうぞいらしてください。土曜日ですけれど、大歓迎です、心からお待ちしていますよ」と、暖かくお誘いくだったので、お言葉に甘えさせていただいて、リクルート訪中団一行で学校を訪問させていただいた。甘泉国際中学はその名の通り、外国語教育を主たる目的の学校としてその名を馳せているが、英語コースの在校生が約千名、日本語コースの在校生も千名弱いて、中学校から高校まで、中高一貫性の学校で、卒業生は上海の名門大・復旦大学を始め外国語大学に進学する学生が多い。卒業生の語学レベルが非常に高いので、最近では直接日本の大学にストレートに進学する学生も増えてきているとか。我々が学校に到着すると、劉校長先生を始め、王副校長、陳先生が笑顔で迎えてくれた。そして、まだ対外的にはオープンしていないという中国伝統文化館を案内してくださった。紹介によると、近頃は、甘泉国際語言学校は日本などのアジアの国々から中学生や高校生の留学生を受け入れ始められたということがわかった。これらの留学生のために、中国語と共に中国の歴史や伝統文化をも一緒に学んでもらえるように、そのような立派な中国文化館を創ったのだという。劉校長先生の強いリーダーシップの下に甘泉国際中学ここ数年、目覚ましく発展を成し遂げられ、活力あふれている。

伝統文化を大切にしつつ・国際言語教育に取り組む

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Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 14:43│Comments(0)中国
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