2007年06月11日
相互尊重・相互信頼 ~最も欠如していること 1~
去る五月二十八日、私は上海より福岡に戻るフライトに乗り込んだ。フライトに乗り込み席に着くと、中国系のあらゆる新聞に目を通すことがすでに私の習性となっている。
その日もお隣さんに気遣いしながらも、いつものようにグローバルタイムズを広げてみると、私が飛び上がりたくなるくらいに嬉しい記事が大きく掲載されていた。中国語の見出しは「赶超日本、別光着眼物質」(日本を追い越す・物質的なところのみを見てはならぬ)となっているが、内容を要訳してみると次のようになっている。
「今、中国は世界の強国に追いつき追い越せのムードの中で、GDPがついに、二年連続でフランスとイギリスを追い越した。来年にはドイツを追い越し、そして、近い将来には世界第二位にある日本をも追い越す勢いである。この日がきたら、中国の民衆は大いに歓喜するであろう。百年の雪辱を晴らす日が・・・。
日本は、東アジアに対する残虐極まりない侵略、繰り返し日本政府のリーダーの靖国神社参拝、右翼による歴史の歪曲、領土争い・・、これが一般中国人の中にある日本のイメージであろう・・・」
しかし、最近、世界の国家イメージに関する二つのアンケート調査結果が発表された。一つは、イギリスのあるインターネット会社が、ネット上で、ヨーロッパにある数万人の旅館経営者に対してアンケート調査を行った結果、好感度1位が日本人で、中国人は十数カ国の中で後ろから3位だった。そして、もう一つは、アメリカの「タイムズ」が、27か国3万人に対して、世界の12の対象国に対するイメージ調査を行った結果、これも好感度1位は日本で、中国は5位だった。
※次回掲載は、6/18(月)を予定しております。
その日もお隣さんに気遣いしながらも、いつものようにグローバルタイムズを広げてみると、私が飛び上がりたくなるくらいに嬉しい記事が大きく掲載されていた。中国語の見出しは「赶超日本、別光着眼物質」(日本を追い越す・物質的なところのみを見てはならぬ)となっているが、内容を要訳してみると次のようになっている。
「今、中国は世界の強国に追いつき追い越せのムードの中で、GDPがついに、二年連続でフランスとイギリスを追い越した。来年にはドイツを追い越し、そして、近い将来には世界第二位にある日本をも追い越す勢いである。この日がきたら、中国の民衆は大いに歓喜するであろう。百年の雪辱を晴らす日が・・・。
日本は、東アジアに対する残虐極まりない侵略、繰り返し日本政府のリーダーの靖国神社参拝、右翼による歴史の歪曲、領土争い・・、これが一般中国人の中にある日本のイメージであろう・・・」
しかし、最近、世界の国家イメージに関する二つのアンケート調査結果が発表された。一つは、イギリスのあるインターネット会社が、ネット上で、ヨーロッパにある数万人の旅館経営者に対してアンケート調査を行った結果、好感度1位が日本人で、中国人は十数カ国の中で後ろから3位だった。そして、もう一つは、アメリカの「タイムズ」が、27か国3万人に対して、世界の12の対象国に対するイメージ調査を行った結果、これも好感度1位は日本で、中国は5位だった。
※次回掲載は、6/18(月)を予定しております。
若者文化ー海を超え絆を繋げる(4/4)
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Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00│Comments(0)
│日本と中国
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