中国の今を知る、中国の未来を読む。

2011年08月11日

水戸岡鋭治先生の夢の鉄道ワールド

水戸岡鋭治先生の夢の鉄道ワールド

 今日、今JR九州博多駅JR九州ホールで開催中の「水戸岡鋭治の大鉄道時代展」に足を運んだ。とてもラッキーな事に水戸岡鋭治先生御自らからご案内いただき、
水戸岡鋭治先生の夢の鉄道ワールドを拝見しとても感動した。洗練された車体、ゴージャスなホテルの一室を思わせるような車内。シート、テーブル、どれも実に美しい。日本の鉄道は今皆民間会社で運営しており、全国を北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州に分割されている。特に、JR九州の管轄の九州は総体的に乗車人数が少なく、赤字体質だった。国鉄が民営化されJR九州が出来たとき、JR九州は特色として、世界一の快適な鉄道を目指してきたのだという。その一環として、列車内外の快適性を求めて水戸先生のデザインを導入し、世界に負けない快適でユニークなデザインの素晴らしい列車ができた。デザインで優れるヨーロッパの人々も高く評価するので名実共に世界一の列車を実現した。筆者も列車の旅が大好きな故、新幹線はもとより、九州を走っている様々な列車に乗ってみた。水戸岡先生がデザインされたこれらの列車はただ列車がかっこ良いだけではなく、実はもっと驚く事は、その列車が九州の自然風景にお見事に溶け込んでいることだ。信じないなら実際に乗ってみてほしい。JR九州以外のところで列車に乗ると何となく殺風景に感じるのは筆者だけではないはず。今年の九州新幹線の全線開通で、JR九州の列車の快適性世界一を人々が知る良い機会となることを心から願っている。水戸岡先生はこれまでに、ブルネル賞、ブルーリボン賞、ローレル賞、日本鉄道賞、グッドデザイン賞、毎日デザイン賞、交通文化賞など、多くの賞を受賞されている。中国も今高速鉄道の時代に突入し、これから広大な国土に高速鉄道が整備される。今はスピードが最優先されているが、やがて、列車のデザイン性、車内の美しさと快適さを求める時代がやってくるに違いない。中国の高速鉄道の発展に水戸岡先生のご活躍を期待してやまない。「水戸岡鋭治の大鉄道時代展」は8月24日まで開催されている。

水戸岡鋭治先生の夢の鉄道ワールド 
水戸岡鋭治先生の夢の鉄道ワールド 
水戸岡鋭治先生の夢の鉄道ワールド

同じカテゴリー(青木麗子の日々)の記事画像
美しく凛とした厳島神社に感動
山の登りてまだ麓
素敵な時計に見とれ、思わず時間を忘れそうに
来年は平穏無事な一年でありますように
牛に引かれて善光寺参り
ベトナムで出会った感動物語
同じカテゴリー(青木麗子の日々)の記事
 美しく凛とした厳島神社に感動 (2012-04-30 10:00)
 山の登りてまだ麓 (2012-02-06 10:00)
 素敵な時計に見とれ、思わず時間を忘れそうに (2012-01-30 10:00)
 来年は平穏無事な一年でありますように (2011-12-29 10:00)
 牛に引かれて善光寺参り (2011-12-12 10:00)
 ベトナムで出会った感動物語 (2011-10-03 10:00)

Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00│Comments(0)青木麗子の日々
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。