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2012年04月09日

日本人初の中国プロサッカー監督就任の岡田武史さんと初対談-5

日本人初の中国プロサッカー監督就任の岡田武史さんと初対談-5

日本人で初めて中国プロサッカー監督に就任した岡田武史さんと初対談(5/6)

青木:

  今回はどういう理由で鹿児島をキャンプ地として選ばれたんですか?

岡田:
  鹿児島はまずは暖かい、いいグランドがある、そして、力のあるチームがたくさんキャンプをしていますので、試合が出来るということ。
また、僕はこれまでにいわさきホテルで色んなチームで何度もキャンプをしていましたから、いわさきホテルは温泉がありますし、グランドがホテルのすぐ傍にありますし、バスで移動する必要がありません。それがとても便利ですね。早く帰る選手、遅く帰る選手がいますので、グランドまで歩いていけるというのは助かりますね。いわさきホテルはグランドも素晴らしいから、僕のイメージではサッカーを合宿するにはベストの所なんのですよ。

青木:
  では、今後もここを常キャンプ地としてお使いになられたらいいですね。

岡田:
  そういうふうにしたいんですけどね、僕は1年契約なんで来年居るかどうかわかりませんよ。

青木:
  来年も、きっと緑城の監督しておられると思いますよ。一つのチームを育てるのにそこら一年では結果がでるというはずもありませんよね。そのあたりは中国もよく分かっていると思いますよ。彼らは本当にシビアですけれど、理屈は分かっていると思いますね。

岡田:
  そういうふうにしたいとは思っていますが。

青木:
  岡田監督まだお若いですよね。

岡田:
  僕は今年で55歳になります。Jリーグの監督で僕より上の監督いませんから。もう若くはありません。これが最後の仕事だと思ってやっていますから。

青木:
  そうですか。55才、これからもう一度サッカー人生に中国で花を咲かせられるというのははやり嬉しいことでしょうね?

岡田:
  そうですね。本当にこういうチャンスを与えられ、毎日、選手たちと接しグランドに出られる事が本当に幸せだと思っています。


次回につづく >>



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Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00│Comments(0)日本と中国
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