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2013年03月04日

滋賀県知事インタビュー(4/6)


青木:
今回知事が色んな事に立ち上がって様々な事に取り組んでらっしゃる中で、日本のエネルギー問題がありますね。今ストップ原子力という事で取り組んでいらっしゃいますけども、将来の日本のエネルギー政策はどうあるべきだとお考えですか。

知事:
そうですねぇ、日本には資源がない資源がないと言って、原子力政策を進めてきたんですけども、例えば、ヨーロッパ、ドイツと比べたって、日本は太陽光がすごく多いですよ。それから風だって海辺は多いですし、それから波の力もあるし、森林の生産量、これもヨーロッパの倍ぐらいあるんです。そういう事を考えると、この自然資源をどれだけ上手く活用していくか。で、今まで40年間50年間、日本の科学技術の9割が原子力にお金を入れているんです。ですから、同じくらい自然エネルギーの研究に入れたらですね、日本は自然エネルギー大国になれます。

それでその過渡期はそれこそ効率よく化石燃料を使えるようにする、。そして省エネ、節エネですね。それと電気の場合には、蓄電などのスマートシステム、社会システム、経済システムとして作っていく必要がありますね。私たちはこの卒原発というのは10年でシステム全体を作ろうという事を考え、ただし、電気料金は上げずに。電気料金を上げてそれで経済が疲弊する。本当は円高の方が問題なのに、原発をやりたい人たちは、脅しをかけてるんですよね。電気料金が上がるから、企業が逃げると。それよりも円高の方がよっぽど問題ですよ。

青木:
円高は本当に深刻な問題ですよね。日本企業の国際競争力がどんどん弱くなってしまいますから。

知事:
それを考えると、本当に逆キャンペーン。原発必要!必要!と。この地震列島で、もう一度、福島と同じ事故を起こしたら、私は国際的に日本はもう相手にされない。過酷事故を防ぐために、IAEAなどから、ちゃんと安全装置をやりなさい!やりなさい!と言われながら、目をつぶって対処しなかったから、こんな事故が起きたわけですよ。自民党の時代にね。ですから、無責任体制をまだこのまま日本は続けるのか、私もフランスやドイツに友人がいますけども、国際的に今はおとなしいですよ、でももう一度事故を起こしたら、もう日本は相手してもらえない。国際的地位を失うと思いますね。

青木:
確かに、地震国と原発、これは確かに大きな深刻な問題ですね。自然エネルギー、これも一生懸命取り組んでいかなければいけない命題ですね。エネルギーの安定した供給、これもまた非常に大事なテーマですね。

知事:
これから、今がスタートだという事です。滋賀県は、そういう意味では、潜在的に、水も森も光もありますからね。






<次週に続く...>



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Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00│Comments(0)日本と中国
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