2008年04月21日
北京オリンピックの成功なくしてアジアの未来はなし(1)
8月8日、北京オリンピックの開幕までいよいよ分刻みとなってきた。北京では有史以来、中国で初めて開催される世界平和の祭典・オリンピックを成功させるべく、国家総力を揚げて様々なことに取り組んでいる。中国の人々達がなぜこれほどまでに、オリンピックに執着するのか。実は、中国が1949年に中華人民共和国が成立して以後、初めてオリンピックに選手を派遣したのが52年にフィンランドのヘルシンキで開催された第15回オリンピックだった。けれど、その当時、終戦間もない時期でもあったため、中国は数名の水泳選手を派遣しただけで、もちろんメダルところではなかった。しかも、それ以後、政治情勢の影響を受けて、79年11月に国際オリンピック委員会における議席を取り戻すまでに、実はオリンピックに参加する事ができなかったのであった。
北京オリンピック、まさに13億の中国の人々の夢なのである。それと同時に私はアジアの人々の共通の夢でもあると思える心を持ちたいと思う。21世紀はアジア太平洋の時代だと言われているが、北京オリンピックの成功なくして、アジア太平洋の時代もやってこないのではないかと考える。みんなで選んだ北京オリンピック。必死に練習を積み重ね、オリンピックを目指している選手の皆さんのことを思えば、たとえ、中国国内の政策に「非」があったとしても、まずは、みんなの協力によってオリンピックを成功に導いていくことが「人」として選ぶべく道なのではないのだろうか。ところで、ここまできて、今、チベット騒動が発端となり、聖火リレーも円滑にバットンタッチがでないほどに、世界各地でデモや暴動が起きているのをみて、胸が痛み苦々しく思っているのは私だけではないはず。26日には日本の長野で聖火リレーが行われる予定となっている。せめて隣国である日本での聖火リレーがスムーズに行われることを心から期待したい。
※次回掲載は、4/28(月)を予定しております。
北京オリンピック、まさに13億の中国の人々の夢なのである。それと同時に私はアジアの人々の共通の夢でもあると思える心を持ちたいと思う。21世紀はアジア太平洋の時代だと言われているが、北京オリンピックの成功なくして、アジア太平洋の時代もやってこないのではないかと考える。みんなで選んだ北京オリンピック。必死に練習を積み重ね、オリンピックを目指している選手の皆さんのことを思えば、たとえ、中国国内の政策に「非」があったとしても、まずは、みんなの協力によってオリンピックを成功に導いていくことが「人」として選ぶべく道なのではないのだろうか。ところで、ここまできて、今、チベット騒動が発端となり、聖火リレーも円滑にバットンタッチがでないほどに、世界各地でデモや暴動が起きているのをみて、胸が痛み苦々しく思っているのは私だけではないはず。26日には日本の長野で聖火リレーが行われる予定となっている。せめて隣国である日本での聖火リレーがスムーズに行われることを心から期待したい。
※次回掲載は、4/28(月)を予定しております。
Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00│Comments(1)
│青木麗子の日々
この記事へのコメント
中国と中国政府は全く違う二つのイメージなんて、本当にリレーに抗議者たちに、この基本中の基本を理解してもらいたいね~
Posted by seki at 2008年04月30日 20:33
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