外交・政治の壁を越えて、真の友好の絆

青木麗子 Reiko Aoki

2011年02月07日 10:00

 「江蘇省と福岡県の友好交流は、あらゆる友好県省交流のモデルです、中国と日本との間には、時として外交、政治において、波風が起き両国関係がぐらぐらと揺れることがありますが、しかし、そういう時だからこそ、地域間の交流がとても大切だと思います。この18年間、江蘇省と福岡県との交流は、いつの時も途絶えることがなく良好な関係を保ってきました。これも偏に、麻生知事を始め、福岡県議会の先生の皆様方のご尽力の賜です。我々は、これからも経済、環境、文化交流のみならず、人と人の交流、心と心の交流を大切にしていきたい。地域間の交流、民間交流両国関係の礎でありますから」江蘇省前書記の梁保華さんは、何度も何度も繰り返しながら仰る。福岡県と江蘇省は、1992年に友好県省関係を締結。両県省の議会と省人大、そして県民の協力により、3年後に孫文先生が眠る中山陵の麓に三千本の桜を植樹、今年で15周年を迎えた。15周年を祝うべく、南京で盛大な祝賀イベントを開催。福岡県日中友好桜の会・新宮松比古会長は、県内の中学生・高校生も引き入れて、総勢64名の使節団は1月27日〜30日まで南京を訪問した。囲碁、書道、琴、津軽三味線など、高校生達の交流は健気でみずみずしく、希望に満ちあふれた。祝賀の夕べには、歴代党書記、省長など、これまでに交流に携わってこれられた関係者の方々も一堂に会し、旧交を温められた。そこには、外交や政治などの壁を越えて、真の絆が存在する。

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