2009年05月18日
幻の動物・四不象
中国とつきあって半世紀、その間、中国訪問三百回を超える私だが、まだまだ知らないことが多くあると実感させられている今日この頃なのである。
以前から江蘇省の友人が塩城はいいところなので、一度尋ねてほしいとずっと言われていたけれど、中々チャンスに恵まれずにいたが、ついに、この間、江蘇省塩城市への訪問が実現したのだ。南京から数時間バスにゆられた後に塩城に辿り着いて、なぜ友人があんなにも塩城をすすめられるのか、その理由がやっとわかった。塩城は自然環境に恵まれ、干潟や草原、森林など自然の宝庫で、そのため、野鳥や野生動物が多く生息し、渡り鳥の越冬の地としても名高い地域。
そして、中国広しといえども、他の地域には生息していない幻の動物・四不象保護区があるのだ。四不象という名がついているが、もちろん象ではない。この動物は、角は鹿に似ているが鹿にあらず、面は馬に似ているが馬にあらず、そして、尾はロバに似ているがロバにあらず、蹄は牛に似ているが牛にあらず。それが故で四不象と名付けられ、英名ではダビットソンディアというらしい。
四不象は群れで移動する。そして、交尾の時期になると雄同士の決闘が始まる。最終的に決闘に勝ち残った一匹の四不象王だけが、一群れの雌達との交尾が許され、そのルールは自然界の掟として堅く守られているのだという。パンダの存在は知っている人は多いけれど、四不象を知らない人は多いのではないのかと思う。
もし、蘇州まで行かれ、時間的に余裕のある方は塩城まで足を塩城まで足を伸ばされ、四不象見学をされては如何でしょうか。

以前から江蘇省の友人が塩城はいいところなので、一度尋ねてほしいとずっと言われていたけれど、中々チャンスに恵まれずにいたが、ついに、この間、江蘇省塩城市への訪問が実現したのだ。南京から数時間バスにゆられた後に塩城に辿り着いて、なぜ友人があんなにも塩城をすすめられるのか、その理由がやっとわかった。塩城は自然環境に恵まれ、干潟や草原、森林など自然の宝庫で、そのため、野鳥や野生動物が多く生息し、渡り鳥の越冬の地としても名高い地域。
そして、中国広しといえども、他の地域には生息していない幻の動物・四不象保護区があるのだ。四不象という名がついているが、もちろん象ではない。この動物は、角は鹿に似ているが鹿にあらず、面は馬に似ているが馬にあらず、そして、尾はロバに似ているがロバにあらず、蹄は牛に似ているが牛にあらず。それが故で四不象と名付けられ、英名ではダビットソンディアというらしい。
四不象は群れで移動する。そして、交尾の時期になると雄同士の決闘が始まる。最終的に決闘に勝ち残った一匹の四不象王だけが、一群れの雌達との交尾が許され、そのルールは自然界の掟として堅く守られているのだという。パンダの存在は知っている人は多いけれど、四不象を知らない人は多いのではないのかと思う。
もし、蘇州まで行かれ、時間的に余裕のある方は塩城まで足を塩城まで足を伸ばされ、四不象見学をされては如何でしょうか。

今日は華人世界のお正月・春節
中国江蘇省淮安市の発展に感動
中国・辛亥革命100年を記念する
ヘルメットかぶって新幹線に乗る
医食同源—中国から来た言葉
悠久なる歴史の重慶が今生まれ変わろうとしている
中国江蘇省淮安市の発展に感動
中国・辛亥革命100年を記念する
ヘルメットかぶって新幹線に乗る
医食同源—中国から来た言葉
悠久なる歴史の重慶が今生まれ変わろうとしている
Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00│Comments(0)
│中国
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