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2010年08月30日

Part 2 三度もの開国期を経て今

Part 2 三度もの開国期を経て今 その中国だが、長い封建時代に終止符を打ち、1949年、社会主義中国が誕生した。以来、10年毎に繰り返してきた政治的動乱及び実質的な鎖国期を経て、80年代には本格的に改革開放政策に踏み込み、いわゆる第1の開国期に突入。この時期には香港の隣の街・深セン市を華南経済特区と指定、以後、深セン市は市場経済システム実験地域として飛躍的に発展を成し遂げる。市場経済の導入に自信を付けた中国は、90年代に入ると鄧小平氏が上海を訪れ、いわゆる南巡講話(先富論・先に豊になれる人は先に豊になれ)を発表、第2の開国期にを入ることに。この時期に欧米を中心する外資系企業が洪水のように上海に押し寄せ、中国経済を本格的な発展の軌道に乗せた。1997年に起きたアジア金融危機が起きるが影響にもものともせず、2000年代にはWTO加盟を果たし、本格的な第3の開国期を迎え、富裕層人口が総人口の5%(6000万人を超える)を超え、海外旅行がブームとなり、中国企業がヨーロッパを始め外国の中小企業の買収にどんどん乗り出すことになる。

Part 2 三度もの開国期を経て今

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Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00│Comments(0)中国
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