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2009年02月09日

おいでよ「留サポ・日本文塾」にPart 2

 今九州では約12000名の留学生が九州で学び、そのうち6000名を超える留学生は福岡県内の大学で学んでいる。実はその数は東京、大阪に次いで三番目に多い。しかも、福岡は留学生が増える潜在能力が大きい地域なのである。なぜならば、世界の中でアジアは大きく成長し、その存在感がますます大きくなって行くことは時代の流れ。その意味でも古代より中国、韓国を始めアジアの皆様と共に発展してきた福岡は大いなる強みをもっている。現時点で福岡の知名度はまだまだ高いとは言えない。福岡の良さをアピールし、世界の若者がこの地域にやってきてもらえるためにたゆまぬ努力を積み重ね、世界の人々と共生して福岡を目指して行くことが大切。今福岡で学ぶ留学生の多くは東京などの地域に就職。そして、東京で就職された留学生の多くは日本に定着することが難しく、本国へ戻ったり、あるいは夢が実現できる第3国へと求めて行く留学生も少なくはない。外国の人々が日本国内で起きている様々なトラブルの原因は、異文化理解の欠如が大きいということも否めない。
 せっかく育てたこれらの優秀な国際人財が外へ流失してしまうことは、日本にとって大きな損失ではないのか。異文化の衝突と摩擦を無くし、世界の若者達と共生できる日本を作ることは日本が突き進むべき道だと思う。留学生の皆さんは、それぞれの国の素晴らしい異文化をもってこの地域にやってきている。彼らと共生ですることはこれから生きる日本人が生きる力を培うことに繋がる。また、留学生の皆さんはそれぞれの国と繋ぐ大切な架け橋。留学生を大切にすることは日本の将来のためのサポーターズを作ることに繋がる。

  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(1)福岡とアジア