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2009年04月20日

西安紀行 Part 4

今回の西安訪問で福岡の絆を見つけた。私は昨年の7月より麻生知事の任命を受けて、福岡県留学生サポートセンター初代センター長を仰せつかった。以来、どこへ行っても留学生のことを片時も忘れることなく、日常の活動の中で、留学生のことが大きく占めている。もちろん、サポートセンター長に就任してからではない。二十数年前から多く留学生と関わってきたし、すでに本国へと帰国されている元留学生の皆さんからは今「日本のお母さん」と呼ばれるようになったので、彼らが余計に愛おしく思うのである。実は、今回、西安博物館を訪問し、歓迎昼食会の時に、同席されていた若い女性が私の所にきて、私の手をしっかりと握りしめながら実に流暢な日本語で語りかけてきた。「まさか青木先生とここでお会いすることができるとは夢にも思わなかったので、本当に嬉しい。私は二年前まで九州大学に留学をしていました。留学期間中に、留学生の先輩楊慶敏さんから青木先生のことをいっぱいお聞きしていましたから、帰国する前に一度先生にお目に掛かりたかったのですが、そのチャンスに恵まれなかったので、先生のご本を買って帰国しました、これから福岡と西安を繋ぐことをしたいと思います、青木先生、これからもよろしく御願いしますね、一緒に写真を撮らせてもらってもいいですか、、、、、、」今、彼女は兵馬俑博物館で学芸研究院をしておられるのだという。現在、福岡には約7000名の留学生が福岡の地で学んでおられる。そして、帰国され今は様々な分野で活躍しておられる元留学生も多い。彼らをネットワークで繋げ、放射線のように福岡に繋ぐ架け橋ができたらどんなに素晴らしいだろうと考え、今年の秋から留学生サポートセンターに、世界中に散らばっておられる留学生のOBを繋ぐ留学生フォーラムを立ち上げる。
  


Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00Comments(0)中国