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2008年05月05日

馬英九氏の登場・九州の未来にとって何を意味するのか

 去る3月22日に次期台湾総統に選ばれ、5月20日に正式に総統に就任する国民党党首の馬英九氏は、早速、海峡経済貿易往来を促すため動き出した。《海峡都市刊》の報道によれば、馬英九氏が当選直後に「年末までには台湾で人民元為替サービスを開始したい」と言及したことによって、市場は台湾の未来に希望の兆しが表われたと見て、消費指数も好転。このような状況を維持すれば、今年の台湾経済の
成長指数が少なくとも5%、来年には6%の成長が見込まれるというのだ。
 これまでに、台湾企業が多く大陸に進出しているが、しかし、大陸の企業が台湾に進出することはできなかった。馬氏は、今後、海峡経済の一層の発展を促すためには、片側通行だけではなく、大陸の企業も台湾で経済活動ができる環境を整えると同時に、台湾企業が大陸への投資ハードルも低くしたいと意気込む。このことによって、今後、海峡関係が大きく変わることが間違いないし、そしてまた、台湾のエバー
グリーン社がなぜ福岡に投資したのか、などなどを考えれば、このことは、九州地域、特に福岡にとって、決して無関係な出来事ではないということを早く気づかなければならないたろう。

馬英九氏の登場・九州の未来にとって何を意味するのか

※次回掲載は、5/12(月)を予定しております。


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Posted by 青木麗子 Reiko Aoki at 10:00│Comments(0)福岡とアジア
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